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「ちょっと、ねえ、ちょっと。起きて、起きなさいインドラ!!」
バサッと、掛け布団を剥いでやればインドラは うーー… と唸り声を上げ、起き上がった。
「………何だよ、こんな朝早くに…」
「何よ、貴方がウルカグアリーの所で武器にしてもらったら来いって言ったくせに」
「……はあ?ウルカ?……………あ、あああ!お前か!!っ遅ぇぇよ!?一体アレから何日経ってると思ってるんだよ!?時間にルーズなのにも程が………って、アレ?なんだなんだ。珍しいのがいるじゃんか。エアにヴィシュヌに銀閣、金閣か」
「「久しいな、インドラ」」
「久しぶりだね、インドラ」
「そーだな、相変わらずチビちゃいなインドラ!」
「……ヴィシュヌ、お前だけはもう喋るな」
銀閣、金閣。 エア。 ヴィシュヌの順で挨拶したのだが、どうもヴィシュヌの挨拶は気にさわったようだ。
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