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そっか、吉岡さんも我慢してくれてたんだ……。
私も仕事が楽しくなっていたし、辞めてでもついて来いって本当は言いたかったに違いない。
お互いに我慢して気持ちを押し殺していた。
もっと早くこうやって話せばよかったのに。
「そうと決まったら、上書きしておかないとな」
「えっと、何を？」
急に腕が緩んだと思ったら、不敵な笑みを称えた吉岡さん。
いやな予感しかしない。
「お腹空いてません？ 何か作りましょうか？」
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