第一章「囚人とともに」

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クラウスとあったことでかなり時間がつぶれた… 本当は違うはずなのだが何故かそう思う 「彼女の名前…」 呟きながら僕は王室の扉を叩く 「誰だ」 父上のこえが帰ってくる どうやら父上はいるらしい 「僕です、シュトラです」 「入れ」 味っけのない返事が返ってくる 「失礼します」 僕は扉を開けた
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