~更科とりかへばや物語~

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休み中、偶然実家に遊びに来た母親の妹(美容師)にカットモデルを強制的にやらされた。 いろいろと遊ばれているうちに、気が付いたら葉月と似たような髪形になっていたのだ。 「なぁなぁ、葉月ぃ♪俺いーこと思いついちゃった!!」 「なぁに?」 「おれたち、今日一日チェンジしてみねぇ?」 「は...?ってか嫌だよ!!僕ユズみたいに振る舞えないから絶対すぐバレちゃうよ!?」 「んだよ!大丈夫だって!!同じ顔してるからバレねーって!!」 「いや、そーゆう問題じゃないでしょ?」 「大丈夫大丈夫♪今なら同じ髪型だし俺は大人しくしてれば葉月と変わんねーって!だから今日は葉月もメガネな!!」 そう言って、俺は葉月がはめようとしていたコンタクトケースを強制的に奪った。 「あ、ちょっと!!ユズっ!!」 「じゃ、とっとと着替えて朝飯、朝飯~♪♪」 俺はぽかんとする葉月を残して、さっさと洗面所を出た。
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