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「じゃあ先輩、今日はどうもありがとうございました!」
「おう、ハルもお疲れ。
それと羽生、今日は残念だったけどこの悔しさを糧に来年からはプロとして世界の頂点目指して気合い入れて行こうぜ」
「もちろん。だけどそれは蒼井もな。一緒にグランドスラム、出場しよーな」
「ああ、必ず」
ようやく地元の駅に着き、別れ際のロータリー。
拳をぶつけ合って誓い合う二人の姿を、私も協会長も目を細めながら見つめた。
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