第2話

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「!!!!…やはり面白いですねぇ~♪ もっと殺り合いましょうよ~!!」 構えることをやめた事に驚くが、翔風の纏うオーラに、にやりと笑い翔風にお構いなく打ち込んでいく。が、沖田の打ち込んだものを受け止め、なるべく自分の力を使わず体の力を抜き、竹刀で受け流しその一瞬に沖田の懐に潜り込み突いていく。 「何あれ…?今まで見たことない… 体の軸を崩さず無駄なく避けてる…かと思えば 総司の打ち込んだものを受け止めてそのまま総司の力を利用して受け流してる…総司の力を自分の力にしてるから無駄な体力を使わない…!!この人凄いよ!!! 利用しながらもちゃんと総司に打ち込んでるし… 総司も見たことないからやりにくそうだしね…。 なにより…この人の戦い方綺麗……」 藤堂が翔風の見たことのない戦い方に魅了されていた。 「そうだな……だがそれも終いだろうな…」 土方自身も翔風の戦い方に魅了されていた事に気付く。
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