第1話

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猫屋は、この味わったことのない快感を誰かに伝えたかった。誰かと共有してみたいと思った。 だがそれと同時に、自分の新しい性癖に気付き項垂れる。 が、自分の胸元には可愛らしいブラジャー。自分だけの秘密、この可愛さを楽しみたい。猫屋はそうおもうようになった。 それから猫屋は、女物のブラジャーを買い集めるようになった。「こんなことライちゃん達にバレたら絶対ネタにされる…」と思いつつも、そのスリルが良かったのだ。猫屋の部屋にはだんだんと女物のブラジャーが増え、試着するのが日課になった。
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