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頬は興奮と羞恥により、赤く染まる。周りからするとまるで熱に浮かされた病人のようにも見えた。
見えないが、たしかにつけている。露出にも似た快感は次第に猫屋を蝕み、ブラをつけなければ外出のできない体へと変貌していった。
そう、それは猫屋の人生を変える大きな出来事だったのだ。
タンスの下から二番目の引き出し。そこが猫屋のブラジャーをしまっている場所だった。
しかし、高まる猫屋のブラ欲によって、一つの引き出しでは収まらないほどに増えていく。それが彼にとっては幸せだった。
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