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「やべぇ・・・流石に騒ぎすぎた、これ出て行って謝らないとやばいよね、でも、でてったら刺されそうな勢いの怒り方だよ。」
そう言ってる間も、扉からはゴリラのドラミングが如くリズムが刻まれて、尚且つ、罵声が浴びせられ続けている。
「出て行かないという選択しをとってもいいかな?まじ、クレームとかもう聞きたくない。」
クレームと言っても、今回は自業自得、騒いで暴れた青年が悪い。
「さっさと出てこんかいあほんだらぁ!!扉ぶっ壊して入ったろうか!あぁ?????」
罵声がどんどんひどくなって行く・・・。
「ドアが壊される!まずい!早く出て謝らないと!」
青年はベッドから降りると急いで玄関に向かった。
「今出ますんで!まってください!」
青年は急ぐ!あと少しでドアノブに手がとどく!
「もう待てるかぁ!バールで扉ぶち破いたる!」
バキッ
ザクッ
「あぎゃああああああぁぁぁぁ・・・ぁ・・・」
青年がドアノブに触れた瞬間、覗き穴の付近から尖った鉄が突き出てきて青年の心臓を貫いた。
こうして、青年の人生は幕を閉じてしまう事になったのであった。
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