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そんな状況を俺は自分の遺体の横で、ただ呆然と佇んで見ていた。
(なんだこの状況・・・俺死んだんだよな・・・ってことは今俺は幽霊?仕事どうしよう・・・絶対薬局長怒るよな、仕事楽しかったけどもう仕事出来ないのか、合コンももうできないし、酒も飲めなけりゃ誰かと話すこともできないのかな?)
青年は自分が死んだ事を理解すると、明日からの仕事先での事を危惧するのだった。
(てか、お袋たち悲しむかな、高い学費払って大学通わせて貰ったのに、奨学金の返済費だけ残して先立つとか、親不孝としか言えないだろう、せめて俺の生命保険で返済だけでもできるといいなぁ。)
仕事先の次は、家族の心配。
(あ、俺ってこれからどうなるんだ?このまま地縛霊?それとも浮遊霊になるのか?それとも天使とか悪魔的なのが迎えにくるのかな?)
そして最後は自分のこれからの心配をするのだった。
(あ・・・れ?目の前が・・・真っ暗になってk・・・)
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