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「…………反省はしてないんだな。なら、しばらく生徒会には来なくていい」
思いもしなかった葉月からの冷たい言葉。そりゃ、私が悪かったけど葉月も葉に冷たいよ…
「会長!す、少し冷たくないか?」
颯斗君…ありがとう、でも良いんだ。悪いのは私だから
「……颯斗君…ありがとう。失礼しました」
颯斗君にお礼を言って最後に生徒会室にお辞儀をし、私は部屋を出る。
◇◇◇
私が向かったのは教室。ドアを開けると皆、びっくりして私を見る。
「……待ってたよー!さぁさぁ、種目毎の作戦会議。織羽ちゃんも参加参加」
双葉ちゃんは何かを察したのか、事情は何も聞かずに明るく向かい入れてくれた。……私が生徒会に入った時も皆、優しくしてくれた…懐かしい
「うん、ありがとう」
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