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会話に付いてけない私は颯斗君に助けを求める。
「……はぁぁ。……湊と紡は俺の弟と妹だ」
颯斗君に兄弟が居たんだ!?
「そうだよ。それで湊君と紡ちゃんは双子ですごーく似てるの、可愛いの!」
千がそんなに言うなら一度だけ会ってみたいなぁー
「あ、いい忘れたけど…実行委員は織羽ちゃんと葉月だから、よろしく」
さらっと言う双葉ちゃんの発言に思わず吹いた。だって今まで双葉ちゃんと相良君が仕切ってたから
「どどどどー言う事?そそそそんな事聞いてないよ!!」
「ごめんごめん。いい忘れて…あ、もう先生に提出しちゃったから変更は無理だよ。じゃ、頑張って」
うぅ。昔の私なら喜んでたかもしれないけど……今はちょっと、な
「……いいチャンスじゃんか。会長に謝って許して貰えよな」
「ありがとう颯斗君」
そうだ。謝れば許してくれるかもしれない!
「じゃあ織羽ちゃんと葉月。早速だけどこの種目決めの用紙を先生に渡してくれる?」
(いきなりだー!)
「…………行こう織羽」
ガッカリしてると葉月に話し掛けられた。
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