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次はこれ。
「放課後の音符」 山田詠美作
現代小説の代表的な作家さんですね。思ったこと、そのまま書いていきます。
書かれている一言一言が、(もちろんプラスのベクトルで)重い。
凝縮された想いであるだけに。
一文読むごとにぐっと体が重くなっていくような不思議な感覚。
読んでる間、確かに背中やら首やらに、べったりと文がひっついてくるのがわかります。
コレかなりツラかった。
よって短編ですけど結構読むのに時間がかかるかと。
とにかく消化していくのが大変です。
私の場合は、読んだ後しばらく胸やけしました。3、4日は何も読む気がしなかったな。
短編のすべてが少女目線で、性や愛について赤裸々に綴られています。
誰かをおもう気持ちって、本当に、いつの時代でも無敵。
効能 ★★★★★
恋、したいなぁ。
自分以上に、誰かを愛して、大切にしたい。
なにかを分かちたい。
そんな風に思わせてくれる本。
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