誰かに恋してみたい時

2/2
前へ
/10ページ
次へ
次はこれ。 「放課後の音符」 山田詠美作 現代小説の代表的な作家さんですね。思ったこと、そのまま書いていきます。 書かれている一言一言が、(もちろんプラスのベクトルで)重い。 凝縮された想いであるだけに。 一文読むごとにぐっと体が重くなっていくような不思議な感覚。 読んでる間、確かに背中やら首やらに、べったりと文がひっついてくるのがわかります。 コレかなりツラかった。 よって短編ですけど結構読むのに時間がかかるかと。 とにかく消化していくのが大変です。 私の場合は、読んだ後しばらく胸やけしました。3、4日は何も読む気がしなかったな。 短編のすべてが少女目線で、性や愛について赤裸々に綴られています。 誰かをおもう気持ちって、本当に、いつの時代でも無敵。 効能   ★★★★★ 恋、したいなぁ。 自分以上に、誰かを愛して、大切にしたい。 なにかを分かちたい。 そんな風に思わせてくれる本。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加