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「すごーい………って大変じゃんか!大丈夫、マコト?」
このノリで俺にも振るか。
「問題ないから。お蔭様で」
「気をつけてね!みひなちゃんもだよ?」
「はーい」
「死んじゃったら意味ないんだから!みんな一緒に、だよ」
「もち!」
軽く言うが、それが一番難しいのは蓮香自身よくわかっている。
しかし彼女はそれにこだわっているように感じることがあるのだ。
それは彼女の過去に何かあるのだろうが、そこまで詮索することはしない。それが今、戦いに染まった日本での常識だ。
「じゃー、拠点に帰りますよー」
「おー!」
願わくば、この幸せが続きますよう。
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