First Mission

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「チッ」 舌打ちをして、何度も切り付けようとするが、何分間合いが詰められない。 せめてもの助けは彼らの銃が旧式であったことだろう。しかし、徐々に押されていく。 少しの隙でもあれば刺せる。それはできずとも、彼らの使っていた銃を拾うことはできるだろう。 ドンッ 体に衝撃がはしる。 銃弾だ。 鍔競り合いのせいで、身動きの取れない俺は絶好の的だったはずだ。 「もらったっ」 大きな怪我には至らなかったが、隙ができた俺に相手の刃が振り下ろされる。 バーーーンッ 不意に相手が倒れる。 「まさかとは思ったけど、美日向来て良かった!」 バンバンッ 連続して射撃音がし、残る敵も地に伏せた。 「マコト、大丈夫?」 「あ、ああ」
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