第1話

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階段を降りて、下のリビングへ行く。 「もう、遅いわよ!」 「へーへー、すみませーん。」 今日の朝ご飯は… お!俺の大好きなスクランブルエッグ! 「いっただっきまーす!」 朝ご飯は一日のエネルギー。 食べるのは当たり前。 「そーいえば誠。」 スクランブルエッグを口にほおばる俺に母親が話しかけてきた。 「ん、何?」 「アンタ今日、日直とか言ってなかったっけ? 時間大丈夫なの?」 「…………………」 カタン……… 「母さん…………」 ガタガタッ!! 「それ早く言おうよ!?」 やっべーよ! 待ち合わせに遅刻したら、またあいつに怒られるじゃねーかっ!!
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