第2桜

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......一体どうなったんだ? 僕は今どうなってる? 「自殺しようとして、でもやっぱりできなくて、止めようとしたら誰かに突き落とされた...?」 はっ!!((ガバッ あれ、ここって...「君の家...だよ?」 !!??「だ、誰っ!?」 僕のベットを覗き混んでいたのは、 可愛らしい女の子だった。 「君を突き落とした、古暮凛(こぐれりん)です☆」 .........はぁ!? 突き落とした、ってこの子が!? まぁ確かにいきなり僕の家にいる辺り、普通でないことは確かだ。 「な、なんで突き落とした...の?」 「え、だって...いや、今は教えてあげない!☆」 はぁ?なんだそれ。 いやいやいや説明しろよ! 「そんなに知りたい?」 「う、うん。」 「............」 え、言わないのか? 「実はね、君は.....」 「君は?」 「救世主なんだ!☆」 「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 なんの?てかこいつ何いってんの? アタマダイジョウブカナァ?w いかんいかん。冷静に対処しなければ。そうだこいつは僕と一緒で廚二病なんだ。ソウニチガイナイ。 でもまだ話を続けている。 「君を突き落としたのは確かめるため。死ななかったでしょ?それは救世主の証。君の学校は....呪われているんだ。」 「は?僕の学校が呪われている?」 「突き落としたのは確かめるため?」 嘘だろ? でも彼女はうんうんと頷いている。 もう意味が分からない。 僕は混乱しすぎて、 意識を手放した。 僕が救世主、そんなことあるわけがない。だって僕は、...僕はとてつもなく、 弱虫なのだから。
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