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......一体どうなったんだ?
僕は今どうなってる?
「自殺しようとして、でもやっぱりできなくて、止めようとしたら誰かに突き落とされた...?」
はっ!!((ガバッ
あれ、ここって...「君の家...だよ?」
!!??「だ、誰っ!?」
僕のベットを覗き混んでいたのは、
可愛らしい女の子だった。
「君を突き落とした、古暮凛(こぐれりん)です☆」
.........はぁ!?
突き落とした、ってこの子が!?
まぁ確かにいきなり僕の家にいる辺り、普通でないことは確かだ。
「な、なんで突き落とした...の?」
「え、だって...いや、今は教えてあげない!☆」
はぁ?なんだそれ。
いやいやいや説明しろよ!
「そんなに知りたい?」
「う、うん。」
「............」
え、言わないのか?
「実はね、君は.....」
「君は?」
「救世主なんだ!☆」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
なんの?てかこいつ何いってんの?
アタマダイジョウブカナァ?w
いかんいかん。冷静に対処しなければ。そうだこいつは僕と一緒で廚二病なんだ。ソウニチガイナイ。
でもまだ話を続けている。
「君を突き落としたのは確かめるため。死ななかったでしょ?それは救世主の証。君の学校は....呪われているんだ。」
「は?僕の学校が呪われている?」
「突き落としたのは確かめるため?」
嘘だろ?
でも彼女はうんうんと頷いている。
もう意味が分からない。
僕は混乱しすぎて、
意識を手放した。
僕が救世主、そんなことあるわけがない。だって僕は、...僕はとてつもなく、
弱虫なのだから。
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