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狭い路地裏を通って行くとそこには小さくてレトロな感じのレストランがある。
明るめの茶色いレンガのような物でできているその店は今日も開いていた。
立地が悪いからかその店はあまり知られていなくいつもガラガラだ。
だけどその日だけは違った。
その店に一人だけ客がいたのだ。
だかその客はもう店に入ってから30分以上経つというのに未だに注文を言わない。
ついに我慢ができなくなったレストランの料理人である創はその客に声をかける事にした。
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