依頼

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ルカが魔法を発動するのと同時に 三人がルカの横を通り過ぎようとする 「止まれ」 一言声をかける 三人が一瞬こちらを向いたような気がするが、そんなことはどうだっていい 「止まれ」なんてかっこつけて言ったけど、魔法の行使は終わっていて、止まらざるえない状況だから、雰囲気だ。 光のドームがルカを中心に広がると中に余計なものまで入ってきている 許容範囲内だと言わんばかりに 全てを的確に殺していく。 余計なものを殺し終えた後 ゆっくりと後ろを向くと、バリッバリに警戒した三人がこちらを視ている。 「そんなに警戒しないでくれ、これでも助けたつもりなんだから」 そんな言葉をよそに何も喋らず 何も【出来ずに】ただ視ているだけで居た
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