依頼

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「わたしも何もみてない。」 「そうか」 「ただ…」 「ただ?」 「魔力の流れは正常じゃなかった気がする…。」 (へー…こいつ逃げながらも魔力把握してたんだ) 感心するルカ、もとよりゲーム時代であれば、敵が状態異常ならば外見でわかる身体の変化があるか、アイコンでお知らせしてくれていたので 魔力の流れや強さなど感じることはまずなかった。 が、この世界に来て 何をする訳でもなく魔力の流れと言うものを視ていたルカは当たり前のようにユキノへ言ってしまったのだ 「綺麗な魔力の流れだな」と そこで初めてこの世界の人は当たり前のように 魔力を視る力があるんじゃなく 訓練して魔力の流れを掴むことを知った。
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