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「すみません、娘がむやみに威圧してしまい」
「いや、いい気にしないでくれ」
トウセツが娘への配慮の無さをルカを入れた五人に詫びる
「じゃあまず、俺の事から話してもいいか?」
「はい」
「俺の事?ルカの事って、ルカが何者かってこと?」
ナミは魔族の事を話すと思っていたので、話始めが違くて少し驚く
「あぁ…その方が話しやすい、俺はな…」
「そこは、私から申し上げた方が、皆さん信じやすいと思います」
「…そうか。」
「「「?」」」
「こちらの方の本名はルカ・リューナス、約150年前に魔族との戦いで英雄とされたその人です。」
「「「!!!!!?」」」
「…うそ、でしょ…」
「嘘ではないです。魔族との戦いで不老とされているのは…ご存知ですよね?」
「はい…」
三人一様に頷く
「それは、噂や…英雄視された結果についた、大袈裟なものではないのです」
「………」
「………」
「……(凄い。)」
三人はただただ驚くことしかできなかった。
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