研究と力

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ぐるぐるメガネをかけた、見た目金髪幼女がこんなよくしゃべり、しまいにはオーガズムなんて言うもんだ トウセツ含め全員が引いている。 「はぁ…こういう奴なんだ」 「なんか凄まじいわね」 「でも敵意はなさそうですね」 「いえ、その研究とやらで今回はそこまでにしても、被害があったのは見過ごせませんね」 トウセツは相変わらず冷静に話す 「そうなんだよな…それさえどうにか出来れば…」 「あっ!!そういえば、ルっくんいつになったら、僕のものになってくれるんだい?」 うきうきした顔で尋ねる顔に、邪気はなく悪気もない この顔と相まってむしろ毒気を抜かれるような感じである 「…なんないよ、ただヴィルが俺の物になるなら傍にいてもいいよ」 冗談めかしでルカは話すが 表情を少し渋くすると、すぐにうんうん言いながら笑顔になり 「いいね!じゃあ君の物になるよ!」
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