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「は?」
「いやだから、ルっくんの物になればいいんでしょ?いいよって言っているんだけど?」
「いや言っていることはわかるが、それがどういう事かわかってんのか?」
「わかってるよ?まぁ…研究はしたいから、そこは寛大でいてほしいね」
「……研究はしていいが、何の研究をして何が必要かを逐一報告するのが義務だと言っても、そんな二つ返事ができるか?」
「…うーん、いいよールっくんといた方が、絶対はかどるだろうしね」
ずいぶん簡単に事が進んだが、いまいち釈然としない。
が、他に方法がないというのも事実、いや…方法は嫌でも出てくるが、それは魔法で従わせたり、隔離したり、後は…殺すか
なのでここまで、良好に進んだことが釈然としないのだ
ましてや相手は曲がりなりにも六天魔王がその一人なのだから
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