一悶着

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初めて家に来たとき、ヴィルはこの世界ではまず見ない部屋にウキウキしていたが、この奇抜な現代風の部屋に他の誰か呼ぶとなったらどうなる事か… ヴィルと出会った事で、他の魔王たちは何をしているのか聞いてみると 「っあ!……」 と何か思い出したと思ったら、黙りこくってしまったので答えを待っていると 「イルシュと約束してたの忘れてた。」 とボソッと話す。 それを聞いた時の俺といえば、嫌な汗しか流れなかった。 イルシュと呼ばれた男の話はしたくなかったので、その後はこの150年何をしていたのか、話しながら過ごした。もちろん俺の事は内緒にしてだが。
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