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私は彼から初めて会った
あの日 名刺を貰ってた
から自宅の電話番号は
知ってた。
でも 掛けようか否か
迷い悩んだが掛けることにした。
朝の6時だった
ツルルル~ツルルル~ツルルル
電話に出た
はい もしもし徳山ですー
私は一瞬うん?はぁ?
声はしっかりして若そうだし
どう聞いても年老いた
痴呆気味の人の受け答えではないと悟った。
私(もしもし、こちら
○倍○病院ですが
朝早く恐れ入りますが
徳山健次さんはご在宅でしょうか?)
女性(はい。主人に変わりますので少々お待ち下さい)
>Σ<≧≦¢★ (;`皿´)
電話の向こうでは
相当なやり取りがあったかも…
あんた電話!!てのだけ
聞こえた。
ファ~イもしもし~
健次が寝ぼけ声で出てきた。
私(今から直ぐ家に来て!!)とだけ言って電話を切った。
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