それでも離れられない

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其から半月ぐらいは 経っただろうか… 夕方 健次はたくさんの 食材を抱え部屋に入って来た。 私(貴方お帰りなさい。) (それ、どうしたん?) 健次「あぁパチンコでな米貰ってや」 「ついでにスーパーに寄って買って来たわ」 私(そうなん。有難う!) 健次「なんでお前が礼言うのや」 私(それもそうやね)(笑) 痛っい(>_<) 笑ったりクシャミしたり咳き込むと肋骨に響いてそりゃ痛いねん…(泣き) 私(ねぇ、今日は何を作ってくれるの?) 健次「そうやな…お前体力つけなあかん」 「そやからステーキとミモザサラダでどうや!?」 私(うん。美味しそうやね)有難う。 健次「お前は気にせんと寝とれ。出来たら起こしたるから…」 私はまたウツラウツラしていた。 健次は若い頃じつは 某有名ホテルのコックだった。 そして最初の結婚してから 自分で洋食レストランを 立ち上げ奥さんも手伝って けっこう繁盛してたらしくて そしたら奥さんがスナックを開店したらしい。
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