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私が怪我したのは7月7日
そう皮肉にも七夕の日…
季節は秋になろうとしてた
私は○○大学病院で
狭心症の病名を告知され
て薬物療法しか手がなかった。
9月4日の晩 会社に
退職届を出して諸々の
手続きを得て家に帰って
来て違和感を覚えた。
何故なら電気鍋に何か
入っててグツグツ音がしてる。
恐る恐る蓋を開けたら
おでんを炊いてるのだ。
私はそりゃビックリ仰天
誰かが部屋に入った。
桑島さんかな…
イヤ!違う。
まさか…
まさか…
そう その まさかだった。
私がアタフタしてると玄関口
で健次の声がした。
「お帰り!お前の為に
おでん炊いてるねん」
はぁ? はぁ?
何でおでんやねん??
この人いつの間に入ってんだ?
あのぅ~ 鍵は…???
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