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そして又、健次と元の鞘
に収まりしばらくは何事もなく平々凡々と過ぎて
いった。
それからしばらくは幸せだったのに 神様は私を
見捨てた。
いや、罰を与えたのだ。
ある日の夕方 健次が
車を貸して欲しいと言っ
てきた。
健次はNISSANのグロリアに
乗ってたのに私のアルトを
貸して欲しいなんて
どうしたのだろう…
事情を聞くと健次の
よく入ってる新聞店の
従業員が使うらしい。
正直 私は知らない人に
大事な車を貸すなんて
嫌だった。
私が返事を渋ってると
健次は怒りだした。
健次「そんな嫌なら もういい!! お前に言うたのが間違いや」
不機嫌に言い放つと
出て行った。
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