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シャキーン
「アイドル目指すぜ!!達子!」
チャキーン
「番長ストーカーお金!!」
チキーン
「たこ焼きと明石焼きの区別がつかないメリー!!」
オターク
「く…くまちLOVE…た…たくや!!」
「4人揃って……ヨイトマカ星防衛隊!!」
バン!!
……
(な…なにしてるんだ…俺は…)
キメポーズとキメゼリフを言ったあと思った。
「新しいキメポーズとキメゼリフどうですか?番長?」
「キメポーズはあたすとメリーが考えたんですよ!!」
メリーさんとお金さんはどや顔で番長に言った。
「……」
「番長?」
「お…お前ら!!なんだあのキメポーズは!?」
「へ?」
「は?」
「な…なんで、たくやにあんなことを指したんだって言ってんだよ!?」
番長はご立腹のようだった。
「え!?……タク野の……?」
メリーさんとお金さんは不思議そうな顔でお互いを見た。
「なんで、たくやに人間椅子をやらしたんだ!!」
「あ!…タ…タク野は…パ…パシリですから!」
「そう!だ…だから、番長専用人間椅子のキメポーズの役を与えたんですよ!!」
「番長も嬉しそうに座ってたじゃないですか~」
ブチ
何かが切れました。
「へ?」
「ほ?」
「おれはたくやにそんなことされたくないんだ!!むしろ、おれはたくやと………!!」
ドゴーン
血に餓えた番長のキラウエア火山が噴火した。
「ひ~」
「はひ~」
「今日は徹底的にやってやる~!待ちやがれ~!」
「…」
(あーめん)
俺はメリーさんとお金さんのことを神に祈った。
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