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……今は11月…番長が俺の家からあれを持っていってから、3ヶ月が経つ。
俺はあれから、正式?(かってに)にヨイトマカ星防衛隊に入隊した(入隊させられた)。
今日はヨイトマカ星防衛隊の定例会議の日だ。
定例会議は週に1度行われる。……ほとんど、俺にはわからない女子トークだ。
(以外と女子なんだな……)
番長を見てこんなことを思うようになった。
……定例会議は正当な理由であれば、欠席できる。だが、俺は1度も欠席をしたことがない。…番長とメリーさんとお金さんのやり取りが面白いからだ。
ぽかぽか
「……ゆ…許して下さい!」
「ば…番長…い…痛たいです!」
ちらっ
番長は2人を狩っている最中に俺を見た。
(へ?い…今、番長…み…見たよな)
「き…今日はこれぐらいで許してやる!!」
「はぁ~」
「た…たすかった~」
2人は安心したようだった。
このところ、番長の狩りが優しくなった。草食動物(ガゼルやブラックパックなど)や弱い肉食動物(リカオンやジャッカルなど)にイラッとしてもあまり怒らないのだ。
……というか、俺の前では優しいだけなのか?なんで、いちいち俺をチラ見するんだ?
番長がわからない!
「よーし!お前ら!!キメポーズとキメゼリフをもう一度明日までに考えて直してこい!!」
番長がメリーさんとお金さんに言った。
「……どうしてですか?」
「な…なにがダメですた?」
「…どうしてですか?だと!!…なにがダメでした?だと!!」
ポキッ
パキッ
番長は指を鳴らした。
番長の機嫌が悪くなってきた。
「か…考え直してきます!!」
「わ…わかりました!!」
そう言うと、メリーさんとお金さんは何処かに行ってしまった。
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