1小節目 出会い

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入学式 校門の前では色々な生徒が行き交っている 私立麻那丘中学校 偏差値は、まあ普通くらい? ここに入学したのは特に理由はない しいていえば家が近いから そんななりゆきで俺、東雲 染音(しののめ しおん)はこの学校に入学した 「いがいに広いなこの学校…」 校門をくぐって生徒玄関へと向かうが、その間の道がとても長い 「えーと…1-4わっと……あった!」 俺は生徒玄関で靴を指定の下駄箱に入れ、二階にある自分の教室へと入った 教室に入ってきた俺に皆が視線を向ける といっても、俺の見た目があまりよろしくないからだろう 髪は他の男子生徒が短髪が多い中伸ばしていたしその髪のいろが茶髪というのがまたよろしない 一応地毛だからな?ここ大事 ちゃんと地毛だって証明書的なやつも学校側に渡したから大丈夫だろ
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