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「テメェら昨日で800っつー数になったんだろ?ここに来てからさ。1年と少し経ったくれェだが、いい働きしてくれやがる…
俺らは、勝つか負けるかの戦いしかして来なかったからな…“引き分け”っつーやつは全くなかった
…だから、だ。奴さんにとっては倒せねェ、捕まえられねェ、喧嘩を吹っ掛けられたのに逃げられる……それは負けに価すんだよ。だから大将…萩埜勇飛─はぎの ゆうひ─が動いたわけだ」
そりゃあもう満足そうに笑顔で言うボス
先輩たちもニタニタと笑顔でいて、良くやったなぁと背中をバシバシと叩いてくるんだが痛いですやめてくれ
俺と相樂は愛想笑いすることしか出来なくて、若干引き攣った笑顔で返す
ボスはひとつ頷いて「今日は解散だ」と言い、空き教室から子分となってる人を連れて出て行った
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