156人が本棚に入れています
本棚に追加
…………
…さっさと帰ってこいよ相樂
俺をこの空間に一人にすんなって
俺なんて走れなければただの人なんだって
「……………」
赤髪こぇえよ。鬼になってとか言うけど、もはや鬼の化身だろ鬼ごっこなんてしたら本物じゃねぇか
ってか…それより
赤髪の後ろにいる金髪が怖すぎてたまらない
アイツずっと睨んでくるんだけど!?
もうジーッと俺の眉間にそろそろ穴開くぞってくらい見てきやがる。つり目で目力強いって恐怖しか湧かないぞ
「………」
「で、話を戻すけど…桜月と相樂はどこにいるか知ってるか?」
威圧感を出しながら、距離を詰めてくる赤髪
そろそろ答えないとヤバそうだ
意を決して口を開いた
最初のコメントを投稿しよう!