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その後、とりあえず先輩に報告
1分と間を空けずに鈴の音が鳴って
「…………えー」
「ん?何だって?」
相樂に画面を見せる
「…………えー」
「なんでこうも行動が早いんだろうねぇ…」
内容は近いうちに戦争する可能性あるから準備してろよこんにゃろー…ってやつだ
「俺もうあの鬼とは会いたくねぇよ…」
「……俺ペイントボールやったからなぁ」
「お前昇天すんなよ?」
「そんときは道連れしてい?」
頭を一つ叩いて返事
相樂は、それはねぇよ…と落ち込んでたけど無視無視
しばらく休んでいると
「…ん?」
ピンポーンと呼鈴が鳴った
母さんのパタパタという音がして、次に「はーい」と出ていくのが聞こえる
「誰だろな?」
「宅急便じゃね?」
そう答えて、食べていたアイス──相樂はあの後ちゃんと買ってきていた──をもう一度口に含む。うんチョコ味うま
でも至福の時はここまで
「和真!!早く来て!!」
母さんのとても弾んだ声が聞こえた
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