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「「?」」
相樂と顔を見合わせたあと、少し足早に玄関へと行く
そこにいたのは、母さんと、相樂の髪とよく似た色をしたクリーム色のロン毛の男性。ちなみに美形
母さんが俺と相樂を見つけると、いつも以上の笑顔を向けてきた
「和真!!聞いて聞いてっ」
「ん?」
「えっとね!!ふふふふふっ♪」
「……ん?」
その後母さんは、本当に幸せそうにふふふを唱え続けてるが……さっぱり分からん
「母さん…説明が欲しいんだけど」
「おう……じゃない。時雨…さん、の息子の和真くんで合っているかな?」
「?はい」
母さんではなく、お客さんのクリーム色の人が聞いてきた
「もうすぐ、あなたの父…桜月時雨─おうつき しぐれ─が帰宅します」
「…は?」
なんとも間抜けな声が自分の中から出てきた
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