156人が本棚に入れています
本棚に追加
「………っあ゙ぁぁぁあ…疲れた…!!」
追って(笑)を撒いて、小さな路地に入ってビルの壁に背中を付けながら座り込む
体力には自信あり。だって中学まで陸上してたし、大会でも確かいい成績だったし?
いや、今は帰宅部だけども
「でも、ぜってー今の方が早いよな…はぁ」
陸上選手は皆ここに来い。絶対嫌でも足は速くなるぞ
なんて皮肉りながら、はぁと息をもう一度大きく吐いた
「お、いたいたお疲れー」
暫くそうしていると、俺が入って来たところから1人入って来る奴がいる
それを俺は…
「っどりゃあッ!!」
「グフッ!?」
一発殴る
大丈夫、日常だ
綺麗なボディブロー?をいれ、呻いている友人(仮)を俺は見下す
…だから大丈夫、日常なんだって
「…今日もまた良いもん貰っちまったぜ…」
「黙れ裏切り者」
そう言うと、酷いなぁなんて言いながら立ち上がった
「まぁ、和真のパンチは弱いし別に痛くもないんだけど…毎回やんなくても良くない?」
「お前が、俺に全員押し付けていくからだろ!?そのくらい当たり前だ」
あの進撃の不良達を全て俺に押し付けて一人でさっさと逃げ、毎回片付いてから出て来やがるコイツにやり返さない程俺は心広くないよ
最初のコメントを投稿しよう!