震える身体

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ぞくり...とまた悪寒が私の背中に走った。 思い出したくも無い、あの窮屈で自分が無かった日々が蘇ってくる。 息の仕方もわからない。 また...私はアイツに脅えて暮らさなきゃいけない日々を送るんだ... 一体いつまで? 智也はいつから私を見ていたんだろう... 私が干物の生活をしている間は何にもコンタクトはなかった。 でも、結城とタクシーで帰ってきたり、今こうして晃さんと二人でいるときにかかってきたなんて... そんなの、タイミングがよすぎる。 もしかして、ずっと、見られていたんだろうか?? 「お忙しいところすみません。 須田さんですか?」 私の思考を完全にストップさせたのは、他でもない晃さんだった。
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