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いや、恋愛だけじゃないかも……
オシャレをして、綺麗にメイクをすればまだ若い私。
それなりに声をかけられる事もある。
今はそれさえも嫌だった。
今の職業だって、希望した職種じゃなかった。
本当は庶務課の事務員になりたかった。
だって、綺麗にするのは面倒。
することも面倒だし、声をかけられるのも面倒。
恋愛に関する全てが嫌!
これが私が干物女になったキッカケ。
だから、結城にいくら本気の告白をされても揺らぐことはない。
絶対に。
恋愛なんて面倒なもの、もう嫌だ。
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