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「きゃははは!きったなーい!紫!」
慌てて口元をティッシュで急いで拭いた。
「よ、酔った女なんか相手にするわけないじゃん」
「そんなことないわよー、アンタ、自分で思ってるより酔っ払った時可愛いし。
それに、告白と同時にキスをしてくる相手なら、抑え効かなくてもしょうがないんじゃない?」
「わ、私がしょうがなくないんだけど!それにキスっていっても頬で……!」
「まぁ、まだバージンの紫には刺激は強い方だと思うけど」
「明日美!人が一応、気にしていることを簡単に言わないで」
そう、智也としか付き合ったことのない私。
智也とはキスはしたけれど、それ以上のことは一切していない。
まだ、誰にも肌に触れられた事がないんだ。
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