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「…やですね~♪冗談ですよ冗談♪」
紗鬼は笑いながら言う。
「…はぁ。…風見幽香よ。」
女性…幽香は半ば諦めながら言う。
「…では幽香さん。これから貴女の家に遊びに行っても良いですか?」
「…何故かしら?」
「それは勿論♪向日葵を見たいですし、何より蛍虐めしたいです♪」
…滲み出るドS臭。
「へぇ~。…中々面白そうじゃない。」
幽香も知らず知らずか、口角がつり上がる。
「…さて、行きましょう♪」
紗鬼はお金を払い、幽香と共に空を飛ぶ…訳もなく、人里を出てから羽を出し、空を飛ぶ。
「…貴方…吸血鬼だったの?」
「いえ、私は半吸血鬼です。…日光なんて関係無いです♪」
そう言いながら紗鬼は太陽のある方向をを横目でチラッと見る。
…………
その後、紗鬼達は他愛の無い話をして、目的地である幽香の家に着いた。
「…空からも見えてましたがこれはこれは…。」
紗鬼が見ているのは大量に咲いた向日葵である。
「…入りなさい。…お茶くらいなら出すわよ。」
「ではお言葉に甘えて♪」
紗鬼は家に入る幽香の後を追う。
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