脇役にも予期せぬイベントはやってくる!

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それから警察署に行き、事情徴収を受けた。 だいたい1時間くらいで、全ての事情徴収を終えた。 現在時刻は10時前くらいである。 パトカーで家まで送ると言われたが、正直斉藤 佳奈(さいとう かな)に質問されるのがめんどくさいと思い断った。 斉藤 佳奈とはもちろん彼女ではなく、俺が住んでるアパートの26歳の管理人である。 斉藤さんは一人暮らしををするため部屋を探していたときからお世話になっている。 それは感謝をしているが・・・・・毎回いじってくるのだけは勘弁していただきたい・・・・ほんとに。 そう思いながら警察署を出ると。 「純君」 会長が入り口で待っていた。 「どうしたんですか?」 「お礼が言いたくて。今日は助けてくれてありがとうございます。純君が助けてくれなきゃ今ごろ」 「どういたしまして。じゃあ、俺は帰るから。会長は送ってもらえよ」 「いえ、私も歩いて帰りますよ」 「・・・・え?マジで言っての?」
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