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「もうすぐ俺の家だが、会長の家ってまだ遠いですか?」
「いえ、もうすぐです。あっ、見えてきました。あそこのアパートですよ」
この辺りに俺が住んでいるアパート以外、あったのかあと思いながら会長の指差したほうを見ると。
そこには。
「・・・・・・・・・・マジで」
なぜこのような発言をしたかというと。
「俺が住んでるマンションだ」
唖然としていると、アパートの前に女性が立っていた。
まるで誰か探しているようかに。
その女性には見覚えがあった。
その女性は
「あっ、やっと帰ってきたわね」
そういってやってきた女性はアパートの管理人の斉藤 佳奈さんであった。
「どうしたのこんな遅くまで?椛ちゃん」
「すいません。遅くなってしまって・・・・事件に巻き込まれてしまって」
どうやら、本当に同じアパートに住んでいたようだ。
しらなかった。
もしかして、最近越してきたのが・・・・・・・・・会長だったのか。
そういえば俺の名前を知ってたのはそのせいか。
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