脇役にも予期せぬイベントはやってくる!

31/41
1018人が本棚に入れています
本棚に追加
/197ページ
「さあ、まだ何も決めてない」 正直なやんでいる。 裏方の仕事は嫌いじゃないが。 生徒会の仕事は面倒ごとが多い。 どうしようかなあ。 今日は土曜日で、4時間目までしかないので早く決めないとな。 「何もって!」 「さっき推薦を貰ったんだ。すぐに決めるもんではないだろ」 「それはそうだが・・・・・」 「授業だ席につけー」 匠先生がやってきた。 そういえば、一時間目は匠先生だったな。 匠先生は理科の教科を担当している。 龍はしぶしぶ席に戻っていった。 「なんか、今日のあいつ様子が変だな」 剛が俺に言ってきた。 「あれだろ。どうせ、七河さんのことが好きなんだろ」 「やっぱりか」 「まあ、何かあったら俺らに言えよ」 陣はそう言い、席に戻っていった。
/197ページ

最初のコメントを投稿しよう!