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「さあ、まだ何も決めてない」
正直なやんでいる。
裏方の仕事は嫌いじゃないが。
生徒会の仕事は面倒ごとが多い。
どうしようかなあ。
今日は土曜日で、4時間目までしかないので早く決めないとな。
「何もって!」
「さっき推薦を貰ったんだ。すぐに決めるもんではないだろ」
「それはそうだが・・・・・」
「授業だ席につけー」
匠先生がやってきた。
そういえば、一時間目は匠先生だったな。
匠先生は理科の教科を担当している。
龍はしぶしぶ席に戻っていった。
「なんか、今日のあいつ様子が変だな」
剛が俺に言ってきた。
「あれだろ。どうせ、七河さんのことが好きなんだろ」
「やっぱりか」
「まあ、何かあったら俺らに言えよ」
陣はそう言い、席に戻っていった。
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