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「号令・・・・・あっ!?やっぱなし、一時間目全校集会だ。急いで体育館に行ってくれ」
「「「またですか!?」」」
反応の通り、このようなことは珍しくは無い。
1度だが、全校集会を言われず。
全員遅刻ってのもあった。
まだ、今回は急げば間に合うだけましである。
まあ、俺達は怒られないからいいのだが。
こんな先生でも、やる時はやる先生なためみんなにすかれているのだ。
だから、みんな協力的なのだ。
「挨拶はなしだ!お前ら急げ!」
匠先生はそう言い、あわてて教室から出て行った。
「じゃあ、俺らも行くか剛」
「そうだな・・・・それにしても龍のやつリア充しやがって」
俺はため息をつきながら頭を軽くたたいた。
「なんだよ?」
「バカな事言ってないで行くぞ」
「そうだな」
俺達は体育館に向かった。
この時俺は暴漢者の事など関係ないと思っていた。
だが、これが俺の人生を変える結果になるという事はこの時の俺は知らない。
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