プロローグ

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尚輝side コツコツ…… ザワザワ…… 今、僕達は人を待っている。 僕は川原尚輝。普通を望んでいる男子だ。 尚輝「幸宏、本当に来るの?麻弥ちゃん達。」 幸宏「ああ、ちゃんと伝えたぞ。そんなに焦んな尚輝。」 今、話しかけているのは僕の幼なじみの室井幸宏。何故僕は焦っているかは、友人と一緒に出掛けるということだが… 尚輝「だけど…そう言っても、もう1時間待ってんだよ。いくら何でも遅すぎない?」 そう、その友人が約束の時間を大幅に遅れているのだ…。 幸宏「だけどさ、女の子は用意や身だしなみに時間がかかるのは仕方ないと思うぞ。」 確かにそうだけど…。 ??「お待たせー!!」 あ、やっときた…。 ??「ハァハァ…ごめんね、少し寝過ごしちゃって…。」 いや、少しどころじゃ無いから。( ̄  ̄;) 尚輝「まあ、こっちも約束の時間より20分ぐらい早くきてたし、まあ大丈夫だよ。だけど、どうして遅れたの?」 ??「私はちゃんと早く起きたんだけど…麻弥ちゃんが…ね…。」 今、喋っているのは幼なじみの相川咲子ちゃん。 そして、遅れの原因になった彼女こそ咲子ちゃんと同じく幼なじみの中谷麻弥ちゃん。 ……相変わらず麻弥ちゃんは寝坊しまくりだな…( ̄。 ̄;) 麻弥「本当に、ゴメンね!!」 幸宏「麻弥、咲子と俺は、良いけど…尚輝は、イライラしてたし…。なあ、尚輝今回も大目に見てやったらどうだ?」 はぁ…まあいつものことだし良いか…。 尚輝「分かった、良いよ許すから。」 麻弥「ありがとう~尚輝君」 咲子「良かったね、麻弥ちゃん」 幸宏「良かったな。」
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