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幸宏「それじゃあ、いくぞ……。」
ダッ!
僕らは走った。
しかし…。
尚輝「何故ぇーーー!!?」
そう、僕が叫んだのは
後ろには大量の女性が僕達の事を追いかけていたのだ……。
女性達「待って~そこの王子様~!!」
コワーーーーーーー!!
尚輝「ヒィィィィィーーー!!」
僕は猛ダッシュした…。
あんなのに、捕まったら何されるか分からないからね!!
幸宏「尚輝……頑張れ……( ̄。 ̄;)」
それからしばらくして…
尚輝「ハァハァ………どうやら撒けたようだ……。」
何とか、あの恐ろしい集団から逃げ切れたが……もしまた、追いかけられるようならば、今度は逃げきれないだろう…。
??「あの……。」
え……………。
ドウシテココニ……女子が……
神様まで……僕の事を見捨てタノデスカ……。
??「あの……」
ああ………もう終わった………。
皆、さようなら……(´;ω;`)
尚輝「何……?」
??「良かった……大丈夫ですか?」
え……彼女は、あの人達とは違うらしい。
??「いえ……何か凄い息切れしてるんで…大丈夫かなと……。」
尚輝「そっか……ありがとう……痛!!」
よく見ると……手に怪我を負っていた…。
彼女等から逃げてるときにでもついたのだろう……。
??「あっ……怪我してる……ちょっと待ってくださいね……。」
そういうと、彼女は自分の荷物から……絆創膏を取り出して貼った。
??「良かった……。」
尚輝「あ…ありがとう…(//。//)」
よく見てみると、彼女は身長が高くてスタイルが良い。そのうえ、顔も綺麗だな……。何か、モデルでもやってるのかな?
尚輝「ありがとう、君名前は?」
せめて、この人にお礼がしたいな…。
??「え?私?私は、倉田唯です……。」
尚輝「唯ちゃんか……あ、そうそう、僕は川原尚輝だよ、よろしくね。」
唯「尚輝さん…あの…『尚輝さん何て良いよ普通に』じゃあ…尚輝君!」
尚輝「何?」
唯「せっかくですから…一緒に…『僕もそう考えてたんだ。』どうして…?」
尚輝「君にお礼がしたいからね…。」
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