96人が本棚に入れています
本棚に追加
尚輝side
ピリリリ………
目覚ましの音で僕は目覚めた。
尚輝「ん………」
カチッ
目覚ましを止めて時間を見ると6時40分だった。
尚輝「起きるか……」
タッタッタッ…
階段を降りリビングに行く。
??「おはよう、尚~。」
尚輝「おはよう、蒼衣姉さん。」
今、僕が朝の挨拶をしたのは、蒼衣姉さんだ。
この家に住んでいるのは僕と蒼衣姉さんと…。
??「おはー。」
??「おはよ~。」
尚輝「おはよう、萌姉さん、弘輝。」
萌姉さんと、弟の弘輝だ。
この家に住んでいるのは、僕と、蒼衣姉さんと萌姉さん、そして弘輝の4人で生活してる。
ちなみに、両親とは別で暮らしている、仲が悪い訳じゃない。実際、僕達に生活費を送っているのだから。
僕達がお願いしたのだ。
あと、この4人の兄弟の中で蒼衣姉さんが一番上だ。
蒼衣姉さんは、美容関係の仕事に就いて僕達の生活費を稼いでいる。
萌姉さんは大学に進学し、今は2年生である。
弘輝はまだ、中学3年生であり、来年僕達の高校に進む予定である。
蒼衣「みんな、朝ご飯できたよ~。」
『は~い。』
弘輝「兄さん、僕思ったんだけどさぁ、高校に入ってどう?」
尚輝「それは、どういう事だ弘輝?」
萌「つまり、尚っちがさモテてるということを言いたいんでしょ弘輝。」
弘輝「そうだよ。(^_^)v」
尚輝「そりゃ、大変だよ……。毎日、追いかけれるんだから……そういう弘輝、君はどうなんだ?」
弘輝「あ……僕は……『大変って言いたいんでしょ』その通りです…。」
そう、実際僕達兄弟は何故かモテモテなのである…。
お互いに同じ辛さを味わっているのである……。
その中でも僕は一番大変だけどね……。
何でって?そりゃ…僕だけ学校外でも大変だからさ……。
実際………僕のうわさは結構広く伝わっているし………。
過去には中学校の時、僕に会いに来たと言う理由で転校してきた女の子もいたし……。
高校も、僕の噂を聞きつけてか…女子が一気に入ってきたということも聞いたし…
正直言って辛いのだ……。
尚輝「というか…姉さんや弘輝はさ、外までは流石にモテないでしょ。僕だけは外でも辛いからね!」
最初のコメントを投稿しよう!