銀狼彼氏♂

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『…まだ早いから寝るぞ。ほら』 銀色狼がわたしのパジャマの袖をくわえて引き倒し、そのまままた彼の懐の中へ。 ―――温かい ギュッ 指先に力が入ると、『寝ろよ』尾をパサリと振ってくれた。 包まれた温かさと柔らかさにまた目を閉じた。 ぶっきらぼうだけど優しいオオカミが目の前にいた―――
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