銀狼彼氏♂

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ギュッ わたしの背中を慶が抱き締めた。 『間に合ってよかった―――狼になれなくなって、凛のそばにいられないって思ったら心配で気が狂いそうだった』 「慶……」 『こんなふうに襲われてしまうのがわかってたから』 包み込む腕に更に力が込められた。 『……好きなんだ。おまえが』 「慶?」 『凛が距離を置こうとしても俺は離れない!』
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