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ﾐｶｻ｢どうして…そんなこというの……｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ｱﾙﾐﾝ｢悲しみは！乗り越えていかなきゃならないんだ｣
ｱﾙﾐﾝ｢じゃなきゃ先に進めない｣
ﾐｶｻ｢私は先に進めなくてもいい｣
ﾐｶｻ｢エレンがいないこの世界で生きてる意味なんかない｣
ﾐｶｻ｢生きる理由がなくなった｣
｢ﾊﾞﾁｯ｣ﾃﾞｺﾋﾟﾝ
ﾐｶｻ｢痛い｣
ｱﾙﾐﾝ｢なんで…｣
ｱﾙﾐﾝ｢なんでそんなこというのさ!!｣
ｱﾙﾐﾝ｢生きてる意味がないとか…｣
ｱﾙﾐﾝ｢どうして…｣
ﾐｶｻ｢本当のことだから｣
ｱﾙﾐﾝ｢僕がいるよ｣
ﾐｶｻ｢え？｣
ｱﾙﾐﾝ｢エレンの代わりにはなれないけど｣
ｱﾙﾐﾝ｢僕のことを生きる意味にしてよ！｣
ﾐｶｻ｢…｣
ｱﾙﾐﾝ｢僕は…ミカサまでいなくなったら嫌だ!!｣
ｱﾙﾐﾝ｢もう……大事な人を失うのはこりごりだ!!｣
ｱﾙﾐﾝ｢ミカサはそうじゃないの？｣
ﾐｶｻ｢私だって…もう大事な人を失いたくない!!｣
ﾐｶｻ｢もし今、アルミンがいなくなったら…私は……｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ
ｱﾙﾐﾝ｢大丈夫だよ｣
ｱﾙﾐﾝ｢僕はいなくなったりしない｣
ﾐｶｻ｢…うん｣
ｱﾙﾐﾝ｢だから……一緒に進もう｣
ﾐｶｻ｢……進む｣ｺｸﾝ
ｱﾙﾐﾝ｢エレンの分も生きよう｣
ﾐｶｻ｢生きる｣
ﾐｶｻ｢…アルミン｣
ｱﾙﾐﾝ｢なに？｣
ﾐｶｻ｢ありがとう｣ﾆｺｯ
ぁあ…
僕はずっと
この笑顔が見たかったんだ。
エレンが死んでから君はもっと笑わなくなって……
けどもう一度笑ってほしくて。
今度は僕が君の支えになるから。
end
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